そん【尊】
[名]中国古代の酒器。一般に、アサガオ状に開いた口と膨らんだ胴、末広がりの台をもつ。
[接頭]人に関する語に付いて、相手または相手方の人を敬意を込めていうのに用いる。「—夫人将(まさ)に何処...
そん【尊】
[音]ソン(呉)(漢) [訓]たっとい とうとい たっとぶ とうとぶ みこと [学習漢字]6年 1 値うちや位が高い。たっとい。「尊厳・尊属・尊大・尊卑/独尊」 2 敬い大切にする。たっとぶ。「...
そん‐い【尊意】
相手を敬って、その意思や意見をいう語。お考え。おぼしめし。「—を承る」
そん‐えい【尊影】
他人を敬って、その写真・肖像などをいう語。
そん‐えい【尊詠】
他人を敬って、その人のよんだ詩歌をいう語。
そんえん‐ほうしんのう【尊円法親王】
[1298〜1356]伏見天皇の皇子。名は守彦。青蓮院(しょうれんいん)門跡となり、のち、天台座主(ざす)。書にすぐれ、青蓮院流を開いた。著「入木(じゅぼく)抄」。尊円親王。
そんえん‐りゅう【尊円流】
⇒青蓮院(しょうれんいん)流
そん‐か【尊下】
手紙の脇付(わきづけ)の一。男性が同輩に対して用いる。貴下。
そん‐か【尊家】
「尊宅」に同じ。
そん‐かく【尊閣】
1 他人を敬って、その家をいう語。転じて、他人に対する敬称。 2 自分の父に対する敬称。