しる‐べ【導/標】
1 道案内をすること。また、その人やそのもの。「道—」 2 知識などを得るための手引きをすること。また、その人やそのもの。「英語学習の—」「御—につきて、文よみ歌学ばん」〈読・春雨・目ひとつの神〉
しるべ‐がお【導顔】
案内するような顔つき。「あかなくにまだ夜をこめて帰るさの—なる月も恨めし」〈続後拾遺・恋三〉
どう【導】
[音]ドウ(ダウ)(呉) [訓]みちびく [学習漢字]5年 1 ある方に引っぱっていく。みちびく。「導師・導入/引導・教導・訓導・指導・主導・唱導・先導・善導・補導・誘導」 2 熱などを伝える。...
どう‐いん【導因】
ある事態を導き出すもとになった事柄。間接的な原因。
どう‐いん【導引】
1 導くこと。案内すること。 2 按摩(あんま)。もみ療治。 3 道家より出た漢方の体操療法。新しい空気を体内に導き入れる深呼吸と自己按摩の体操法とを併用した一種の長寿法。
どう‐おん【導音】
音楽で、半音の上行または下行によって安定感のある音を導く音。通常、長音階・短音階の第7音をさす。
どう‐か【導火】
火薬を爆発させるための火。くち火。
どうか‐せん【導火線】
1 雷管とともに用いる、火薬を爆発させるための火縄。黒色火薬を紙・糸で巻いてひも状にしたもの。 2 事件を引き起こすきっかけ。「大戦勃発の—となった事件」
どう‐かん【導管/道管】
1 物、特に液体や気体を、ある場所から他の場所へ送る管。 2 被子植物で、維管束の木部の主要構成部分。根が吸収した水分を枝・葉に送るための組織で、円柱形または多角柱形の細胞が縦に連なったもの。境...
どう‐かんすう【導関数】
関数f(x)を微分して得られる関数f′(x)を、もとの関数の導関数という。