出典:gooニュース
医師の偏在対策のスケジュール「骨太の方針」に―武見厚労相が表明
4月16日の財政制度等審議会財政制度分科会に提出した資料の中で、病院と診療所の間でも偏在が生じていると指摘。改革の方向性として、「病院勤務医から開業医へのシフトを促すことのないよう、診療報酬体系を適正化する」ことを提案した。 さらに、診療所の地域偏在是正のため、地域別診療報酬を活用したインセンティブを提案。
日本医師会、地域別報酬に反対 偏在対策「筋の悪い提案」
日本医師会の松本吉郎会長は17日の記者会見で、財務省が医師の都市部などへの偏在を是正するため、地域別の診療報酬導入を主張したことに反対した。「極めて筋の悪い提案。断じて受け入れられない」と述べた。医師偏在は人口分布に起因すると指摘、医療機関の収入に当たる診療報酬で調整する対策は不適切との考えを示した。
医師偏在問題、「都市部で開業規制を」と財務省提言 医師会は反発
財務省は、開業医や勤務医が大都市に集中している問題を解消するための提言をまとめた。都市部での新規開業を規制し、診療所が足りない地域では診療報酬の単価を引き上げる必要があるとする内容だ。ただ、日本医師会からはさっそく反発の声が上がっている。 16日に開かれた財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会で示した。財務省によると、これまでも大学の医学部の定員に「地域枠」を設けるなど
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