たか‐はし【高橋】
高くかけ渡した橋。「石上(いそのかみ)布留(ふる)の—高々に妹が待つらむ夜ぞふけにける」〈万・二九九七〉
たかはし【高橋】
姓氏の一。 [補説]「高橋」姓の人物高橋治(たかはしおさむ)高橋(たかはし)お伝(でん)高橋景保(たかはしかげやす)高橋和巳(たかはしかずみ)高橋克彦(たかはしかつひこ)高橋克巳(たかはしかつみ...
たかはしうじぶみ【高橋氏文】
奈良時代の古記録。朝廷の内膳司に仕えた高橋氏が、安曇(あずみ)氏との勢力争いをめぐり、自家の優位を示すために延暦8年(789)朝廷に提出した家記とこれを裁定した同12年の太政官符。逸文として伝わる。
たかはし‐おさむ【高橋治】
[1929〜2015]小説家。千葉の生まれ。映画監督を経て執筆活動に入り、戯曲・小説を手がける。伝記物の他、叙情的な恋愛小説でも広い読者層を得る。「秘伝」で直木賞受賞。他に「絢爛(けんらん)たる...
たかはし‐おでん【高橋お伝】
[1851〜1879]夫殺しその他の悪事を重ね、明治初期に処刑された女性。群馬の生まれ。その行状は仮名垣魯文「高橋阿伝夜叉譚(やしゃものがたり)」、河竹黙阿弥「綴合於伝仮名書(とじあわせおでんの...