かね【印】
牛馬などの家畜のももに押す焼き印。飼育地・飼い主・品位などを示す。かなやき。
かね【金】
1 金属の総称。特に、金・銀・鉄・銅など。 2 貨幣。金銭。おかね。「—に困る」「—がかかる」「裏で—が動く」「—がたまる」
かね【矩】
1 「曲尺(かねじゃく)」に同じ。 2 模範となるもの。「凡そ人たるもの、徳善才智、及び身体の事、みな自己を以て—となして」〈中村訳・自由之理〉 3 垂直であること。直角であること。「(川ニ対シ...
かね【鐘/鉦】
1 (鐘)打ち鳴らすために金属で作った器具。また、その音。梵鐘(ぼんしょう)・半鐘や教会などの釣鐘にもいう。「—をつく」「除夜の—を聞く」 2 (鉦) ㋐下に伏せて置き、撞木(しゅもく)で打ち鳴...
かね【鉄漿】
お歯黒に用いる液。茶の汁や酢、酒に鉄片を浸して酸化させたもの。おはぐろ。
かね【金】
1〔金属〕metal金の metal; metallic金の板sheet metal2〔金銭〕money;《口》 dough;《俗》 bread多額[少額]の金a large [small] s...
かね【×鉦】
a gongかねを鳴らすsound a gong鉦や太鼓で娘のお婿さんを探しているThey are making a great fuss over the search for a husba...
かね【鐘】
a bell鐘の音the ring [peal] of a bell/〔梵鐘ぼんしょうの〕the boom of a temple bell学校の鐘a school bell始業[終業]の鐘th...
かねあい【兼ね合い】
仕事と遊びの兼ね合いをみる「find a good balance [strike just the right balance] between work and fun彼らを仲裁するのは千番...
かねあまりのじだい【金余りの時代】
an era of excessive liquidity
かね【鐘】
[共通する意味] ★金属製で、振ったり、打ったりして音を出す器具。[英] a bell[使い方]〔鈴〕▽猫の首につけた鈴がかわいい音をたてる〔鐘〕▽山寺の鐘〔鉦〕▽鉦を叩(たた)いて念仏を唱える...
かね【鉦】
[共通する意味] ★金属製で、振ったり、打ったりして音を出す器具。[英] a bell[使い方]〔鈴〕▽猫の首につけた鈴がかわいい音をたてる〔鐘〕▽山寺の鐘〔鉦〕▽鉦を叩(たた)いて念仏を唱える...
かね【金】
[共通する意味] ★商品の交換、流通の手段として社会に流通しているもの。[英] money[使い方]〔金〕▽友人に金を貸す▽金をもうける▽金をためる▽金の使いみちに困る▽金では買えないものもある...
かねぐり【金繰り】
[共通する意味] ★金を集めたり使ったりすることについての工夫。経済的に豊かでない状況の中で、収入と支出のバランスを苦労して調えること。[英] makeshift[使い方]〔やりくり〕スル▽苦し...
かねもち【金持ち】
[共通する意味] ★大きな財産を持った、富裕な人。[英] a man of wealth[使い分け]【1】「金持ち」は、最も一般的な語。【2】「富豪」は、莫大(ばくだい)な財産を持つ大金持ちに使...
かねあきら‐しんのう【兼明親王】
[914〜987]醍醐天皇の皇子。源姓を名のり、左大臣となったが、関白藤原兼通にうとまれて辞任、嵯峨(さが)に引退。学問・詩歌にすぐれ、作品は本朝文粋・和漢朗詠集に収載。著「池亭記」。小倉親王。...
かねいえ【金家】
近世初期の鐔工(たんこう)。山城の人。鐔(つば)に少量の金・銀・銅などを象眼し、絵画風の文様を初めて取り入れた。生没年未詳。
かねうじ【兼氏】
鎌倉末期の刀工。正宗の弟子で正宗十哲の一人。大和から美濃国多芸郡志津に移り、志津三郎と称した。
かねうり‐きちじ【金売吉次】
源平時代、陸奥(むつ)国の黄金を京で売り、長者になったという伝説的な人物。源義経を陸奥国の藤原秀衡(ふじわらのひでひら)のもとへ案内したという。
かねこ‐くんえん【金子薫園】
[1876〜1951]歌人。東京の生まれ。本名、雄太郎。浅香社に入り、和歌の革新運動に参加。明星派に対抗して白菊会を結成。歌集に「片われ月」「草の上」「白鷺集」など。