け・す【消す】
[動サ五(四)] 1 燃えている火をなくならせる。「たき火を—・す」「ろうそくを吹いて—・す」 2 電気機器のスイッチを切ったり、ガス栓をひねったりして、その働きを止める。「電灯を—・す」「ガス...
け・す【着す】
[動サ四]《「き(着)る」の未然形に尊敬の助動詞「す」がついたものの音変化》「着る」の尊敬語。お召しになる。「わが背子が—・せる衣の針目落ちずこもりにけらし我(あ)が心さへ」〈万・五一四〉
け・す【化す】
[動サ変] 1 姿や形が変わる。変化する。ばける。化(か)する。「則ち—・して神となる」〈著聞集・一〉 2 仏の教えを説く。教化(きょうけ)する。「法を説きて人を—・し給ふに」〈今昔・一七・三七〉
け‐すさま・じ【気凄まじ】
[形シク]興ざめである。おもしろみがない。「こと人のやうに、歌うたひ興じなどもせず、—・じ」〈枕・四九〉
け‐すじ【毛筋】
1 1本1本の髪の毛。毛。 2 髪をくしけずった跡の筋目。「—を立てる」 3 きわめて小さい物事のたとえ。「—ほどの迷いもない」 4 「毛筋立て」の略。