ウェストファーレン【Westfalen】
ドイツ中西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州北西部の地方名。中世初期にザクセン人の一部族ウェストファーレン族が居住した。英語名ウェストファリア。
ウェツラー【Wetzlar】
ドイツ中西部、ヘッセン州の都市。フランクフルトの北方約50キロメートルに位置し、市中をライン川の支流、ラーン川が流れる。ドイツ有数の光学機器メーカー、ライカ社の発祥地。1772年、ゲーテが法律を...
ウェルス【Wels】
オーストリア北部、オーバーエスターライヒ州の都市。リンツの南西約25キロメートル、ドナウ川の支流トラウン川沿いに位置する。2世紀に古代ローマの属州ノリクムの都が置かれた。中世には交易の拠点となる...
ウェルトハイマー【Max Wertheimer】
[1880〜1943]ドイツの心理学者。ナチスの迫害を受け、1933年に米国へ移住。ゲシュタルト心理学の創設者の一人。著「運動視の実験的研究」など。
ウェルトムヌス【Vertumnus】
アルチンボルドの絵画。板に油彩。縦68センチ、横56センチ。神聖ローマ皇帝ルドルフ2世を古代ローマの豊穣の神ウェルトムヌスに見立てて描いた寄せ絵の一種。トウモロコシやサクランボなど、さまざまな野...
ウェスパシアヌス【Titus Flavius Vespasianus】
[9〜79]ローマ皇帝。在位69〜79。前帝ネロの治政下で乱れた社会秩序・財政を回復。また、神殿やコロセウムを建設するなど業績が多い。
ウェルギリウス【Publius Vergilius Maro】
[前70〜前19]古代ローマの詩人。ローマ文学の黄金時代を代表する。作「牧歌」「農耕詩」「アエネイス」など。英語名、バージル。ベルギリウス。
ウェルナー【Alfred Werner】
[1866〜1919]スイスの化学者。立体化学を展開して配位説を提唱、錯体化学の体系化に寄与した。1913年、ノーベル化学賞受賞。著「立体化学講義」「無機化学における新思想」など。
ウェルフェル【Franz Werfel】
[1890〜1945]オーストリアの詩人・劇作家・小説家。表現主義の立場で、人類愛の精神にあふれた作品を書いた。叙情詩集「世界の友」、戯曲「鏡人」、小説「ベルディ」など。
ウェルフリン【Heinrich Wölfflin】
[1864〜1945]スイスの美術史家。時代・民族に固有の芸術様式の内的発展を究明し、比較様式史の概念を確立。著「美術史の基礎概念」など。