いち‐じん【一人】
《天下にただ一人の意》天子。天皇。上御一人(かみごいちにん)。「—を始め進(まゐ)らせて百官皆椒房(せうばう)の月に涙を落とし」〈太平記・三三〉
いち‐にん【一人】
1 ひとり。ひとりの人。「代助は人類の—として」〈漱石・それから〉 2 その土地や分野で第一であること。「十ヶ年立たぬうちに五千両の分限にさされ、—の才覚者といはれ」〈浮・永代蔵・二〉 3 右大...
ひと‐り【一人/独り】
[名] 1 人数が1であること。一個の人。いちにん。「—に一つずつ配る」「乗客の—」 2 仲間・相手がいなくて、その人だけであること。単独。「—で悩む」「—でいるのが好きだ」 3 他の人の助け...