ばん‐り【万里】
《1万里の意》非常に遠い距離。きわめて遠いこと。「—のかなた」
ばんり‐どうふう【万里同風】
《「漢書」終軍伝から》天下がよく統一されていてはるか遠くの地まで風俗が同じであること。
万里(ばんり)の一条鉄(いちじょうてつ)
《万里の間も一筋の鉄で貫通する意から》俗人が発心して仏道に入るときに求められる堅固な菩提心(ぼだいしん)のたとえ。転じて、物事が絶えることなく続くことのたとえ。
ばんり‐の‐ちょうじょう【万里の長城】
中国本土の北辺に築かれた長大な城壁。春秋時代に斉(せい)・燕(えん)・趙(ちょう)・魏(ぎ)などの諸国が国境に築いたもので、秦の始皇帝が匈奴(きょうど)の侵入を防ぐために燕・趙の長城を用いて万里...
までのこうじ【万里小路】
京都市を南北にはしる柳馬場(やなぎのばんば)通りの古称。