い【井】
1 井戸。掘り抜き井戸。 2 湧(わ)き水や川の流水を汲み取る所。「走り—」「山の—」
いい【井伊】
姓氏の一。 [補説]「井伊」姓の人物井伊直弼(いいなおすけ)井伊直孝(いいなおたか)井伊直政(いいなおまさ)
いいたいろうのし【井伊大老の死】
中村吉蔵の戯曲。5幕。大正9年(1920)4月「早稲田文学」誌に発表。同年7月、2代目市川左団次、7代目市川中車らの出演により、東京歌舞伎座で初演。
いいのや‐ぐう【井伊谷宮】
静岡県浜松市浜名区にある神社。旧官幣中社。祭神は後醍醐天皇の皇子宗良(むねなが)親王。明治5年(1872)の創建。本殿の裏に親王の墳墓がある。
い‐かさ【井笠】
岡山県西南部の地域の通称。笠岡市・井原市・浅口市と2町からなる。
い【井】
井の中の蛙かわず大海を知らずThe frog in the well does not know the ocean.
いげた【井桁】
1〔井戸の縁〕a well curb [《英》 kerb]2〔形,模様〕井桁に組むarrange 「in a double cross [in parallel crosses]井桁模様の布cl...
いづつ【井筒】
《米》 a well curb [《英》 kerb]
いど【井戸】
a well井戸を掘るdig [sink] a well井戸をさらうclean a well井戸の水をくむdraw water from a well長い日照りで井戸がかれたBecause of...
いどみず【井戸水】
well water
いのうえ‐えんりょう【井上円了】
[1858〜1919]哲学者・教育者。新潟の生まれ。欧化思潮に対して東洋思想を強調し、仏教哲理を説いた。妖怪学の祖。哲学館(のちの東洋大学)を設立。著「仏教活論」など。
いのうえ‐けんかぼう【井上剣花坊】
[1870〜1934]川柳作家。山口の生まれ。本名、幸一。川柳の革新に努めた。
いのうえ‐つとむ【井上勤】
[1850〜1928]翻訳家。徳島の生まれ。大蔵省、文部省などに勤めるかたわら、ベルヌ「月世界一周」、トマス=モア「良政府談」、デフォー「魯敏孫(ロビンソン)漂流記」などを翻訳し、明治初期西洋文...
いのうえ‐ひさし【井上ひさし】
[1934〜2010]小説家・劇作家。山形の生まれ。本名、廈(ひさし)。独自のユーモア感覚と鋭い風刺で幅広い読者層を得る。「手鎖心中」で直木賞受賞。昭和58年(1983)劇団こまつ座の座付作者と...
いのうえ‐みつはる【井上光晴】
[1926〜1992]小説家・詩人。中国、旅順の生まれ。荒野(あれの)の父。被差別部落や在日朝鮮人、炭鉱の労働者などをテーマにした作品を多数発表。また、文学伝習所を開講して後進の育成にも尽力した...