ぶん‐せき【分析】
[名](スル) 1 複雑な事柄を一つ一つの要素や成分に分け、その構成などを明らかにすること。「情勢の—があまい」「事故の原因を—する」 2 哲学で、複雑な現象・概念などを、それを構成している要素...
ぶんせき‐かがく【分析化学】
物質を分析する技術や理論などを研究する化学の一分野。定性分析化学と定量分析化学とに分けられる。
ぶんせきてき‐ていぎ【分析的定義】
定義の方法の一。定義されるものを分析し、その本質的な属性を明示して定義するもの。例えば、「酸とは水素イオンを放出する物質である」と定義する類。→発生的定義
ぶんせき‐てつがく【分析哲学】
《analytic philosophy》第二次大戦後の英米を中心とする代表的哲学。言語分析を通して哲学の問題を解決あるいは解消しようとする。日常言語の実際の使用法を注意深く記述するという方法に...
ぶんせき‐はんだん【分析判断】
《(ドイツ)analytisches Urteil》カントの用語。主語概念にすでに含まれている内容を述語として付け加える判断。この判断では、認識は拡張されない。解明判断。⇔総合判断。