から‐はじかみ【唐薑/呉茱萸】
ゴシュユの古名。〈本草和名〉
くりゃ・る【呉りゃる】
[動ラ四]《「く(呉)れやる」の音変化》 1 「くれる」に軽い尊敬の意を添える。くださる。「そなたのお戻りやるを待ちかねたほどに、いとまを—・れ」〈虎明狂・箕被〉 2 (補助動詞)動詞の連用形に...
く・る【呉る】
[動ラ下二]「く(呉)れる」の文語形。
くれ【呉】
1 中国春秋時代の呉(ご)の国。転じて、中国のこと。 2 広く、中国から伝来した事物に冠していう語。他の名詞の上に付いて複合語をつくる。「—竹」「—楽」
くれ【呉】
広島県南西部の市。もと軍港で、海軍鎮守府があった。造船業・重工業が盛ん。人口24.0万(2010)。
くれぐれも【▲呉れ▲呉れも】
くれぐれもご主人によろしくPlease give my (very) best wishes [regards] to your husband.くれぐれもご自愛のほどをPlease [Do/B...
くれる【▲呉れる】
1〔相手が自分に与える〕give; present ((a person)) with ((a thing))彼は日に一度はメールをくれるHe e-mails me once a day.それを...
ごえつどうしゅう【呉越同舟】
bitter [mortal] enemies in the same boat両軍メンバーが呉越同舟で同じバスに乗ったThe members of the two opposing teams...
ごふく【呉服】
呉服商(人)a dealer in kimono fabrics呉服店a shop dealing in fabrics for kimono
ごふくしょう【呉服商(人)】
a dealer in kimono fabrics
ごえつどうしゅう【呉越同舟】
仲の悪い者同士や敵味方が、同じ場所や境遇にいること。本来は、仲の悪い者同士でも同じ災難や利害が一致すれば、協力したり助け合ったりするたとえ。▽「呉」「越」はともに中国春秋時代の国名。父祖以来の因縁の宿敵同士で、その攻防戦は三十八年に及んだという。
ごかのあもう【呉下阿蒙】
いつまでたっても、全く進歩のないつまらない人のたとえ。また、無学な人のたとえ。呉の蒙さんの意から。▽「呉下」は呉の国の中。呉の地方にいる意。「阿」は相手を親しみを込めて呼ぶのに名前の上につける接頭語。「阿蒙」は蒙さんの意。ここでは中国三国時代呉の孫権そんけんに仕えた呂蒙りょもうのこと。「旧きゅう阿蒙」ともいう。
ごぎゅうぜんげつ【呉牛喘月】
過度におびえ恐れることのたとえ。また、疑いの心があると、何でもないものにまで恐れや疑いの気持ちをもつたとえ。暑い呉の地方の牛は月を見ても暑い太陽だと思い、喘あえぐ意から。▽「呉」は江南一帯の地。「喘」は息が切れて苦しそうに呼吸すること。「呉牛ごぎゅう、月つきに喘あえぐ」と訓読する。
ウー‐ペイフー【呉佩孚】
⇒ごはいふ(呉佩孚)
ご‐い【呉偉】
[1459〜1508]中国、明代の画家。江夏(湖北省)の人。字(あざな)は次翁。号は小仙。
ご‐さんけい【呉三桂】
[1612〜1678]中国、明末・清初の武将。遼東(りょうとう)(遼寧省)の人。字(あざな)は長白。明末に遼東総兵として山海関を守ったが、李自成(りじせい)が北京を陥れると清に降り、清の中国統一...
ご‐しゅんけい【呉俊卿】
⇒呉昌碩(ごしょうせき)
ご‐はいふ【呉佩孚】
[1874〜1939]中国の軍人。蓬莱(ほうらい)(山東省)の人。字(あざな)は子玉。北洋軍閥直隷派の総帥。第一次奉直戦争で奉天派を破ったが、第二次奉直戦争、国民党の北伐に敗れて引退。ウー=ペイフー。