あや‐に【奇に】
[副]《感動詞「あや」に、下の動詞を状態的に修飾する格助詞「に」が付いて副詞化した語》言葉に表せないほど。なんとも不思議に。むやみに。「柵越しに麦食(は)む小馬のはつはつに相見し児らし—かなしも...
き【奇】
[名・形動]珍しいこと。不思議なこと。また、そのさま。「事実は小説より—なり」
き【奇】
[常用漢字] [音]キ(漢) [訓]あやしい くし くすし あやに 1 普通とは違っている。珍しい。「奇異・奇行・奇習・奇人・奇抜・奇妙/好奇・新奇・珍奇」 2 普通の知識では割り切れない。不思...
き‐い【奇偉】
[名・形動]並はずれてりっぱであること。また、そのさま。「性—にして人と異なり」〈織田訳・花柳春話〉
き‐い【奇異】
[名・形動]普通とようすが違っていること。不思議なこと。また、そのさま。「—な服装」
き【奇】
1〔不思議〕strangeness事実は小説よりも奇なり((諺)) Truth is stranger than fiction.2〔新奇〕novelty;〔風変り〕eccentricity奇を...
きい【奇異】
奇異な strange; weird彼女に奇異な目で見られたShe gave me an odd look./She looked at me in a strange way.なにか奇異に感じ...
きえん【奇縁】
a strange coincidence
きかい【奇怪】
1〔不可思議なこと〕奇怪な strange;〔なぞの〕mysterious彼の奇怪な失踪はまだ語り草になっているPeople still talk about his mysterious di...
きかん【奇観】
a wonderful [marvelous, 《英》 marvellous] sight天下の奇観a natural wonder
きい【奇異】
[共通する意味] ★普通とは異なっていて、常識や理性では説明がつかないこと。[英] wonderful; mysterious[使い方]〔不思議〕(名・形動)〔妙〕(名・形動)〔奇妙〕(形動)〔...
きか【奇禍】
[共通する意味] ★ふりかかってきた災い。[英] disaster; misfortune[使い方]〔災禍〕▽交通事故の災禍に見舞われる▽台風の災禍を防ぐために堤防の修復を行った〔災厄〕▽日ごろ...
きかい【奇怪】
[共通する意味] ★普通とは異なっていて、常識や理性では説明がつかないこと。[英] wonderful; mysterious[使い方]〔不思議〕(名・形動)〔妙〕(名・形動)〔奇妙〕(形動)〔...
きかん【奇観】
[共通する意味] ★優れた眺め。[英] a spectacle[使い方]〔景観〕▽紅葉のころの景観はみごとだ▽雄大な景観〔美観〕▽自然の美観を大切にする▽高速道路が街の美観をそこねている〔奇観〕...
きさい【奇才】
[共通する意味] ★優れた才能。また、その持ち主。[英] a genius[使い方]〔天才〕▽天才の夭折(ようせつ)を惜しむ▽天才ピアニスト▽天才的〔偉才〕▽偉才の少年▽大した偉才だ〔奇才〕▽天...
きかいせんばん【奇怪千万】
普通では考えられないくらい不思議なさま。また、ひどくけしからぬこと。
きかかきょ【奇貨可居】
好機はうまくとらえて、利用しなければならないというたとえ。珍しい値打ちのある物は貯えておいて、将来値が上がってから売ること。▽「奇貨」は珍しい価値のあるもの。転じて、絶好の機会のたとえ。「居」はたくわえる、手元に置く意。一般に「奇貨きか居おく可べし」と訓読を用いる。
ききかいかい【奇奇怪怪】
常識では理解できない不思議なさま。非常に怪しく不思議なさま。▽「奇」「怪」をそれぞれ重ねて意味を強めたもの。「怪怪奇奇かいかいきき」ともいう。
きさくみょうけい【奇策妙計】
人の意表をつくような、奇抜ですぐれたはかりごとのこと。▽「奇」は人の考えつかない、珍しくすぐれたの意。「妙」はすぐれた、非凡なの意。「策」「計」はともに策略・計略のこと。「妙計奇策みょうけいきさく」ともいう。
きそうてんがい【奇想天外】
普通では思いもよらない奇抜なこと。またそのさま。▽「奇想」は普通では思いつかない奇抜な考え。「天外」は、はるかかなたの空、思いもよらない所の意。「奇想天外より落おつ」の略。