かなし・い【悲しい/哀しい/愛しい】
[形][文]かな・し[シク] 1 心が痛んで泣けてくるような気持ちである。嘆いても嘆ききれぬ気持ちだ。「友が死んで—・い」⇔うれしい。 2 人に1のような気持ちを起こさせる物事のさま。「—・い知...
かなしいだけ【悲しいだけ】
藤枝静男の短編小説集。妻の30年以上に及ぶ闘病生活から死までを描いた私小説。昭和54年(1979)刊行。同年、第32回野間文芸賞受賞。
かなしいワルツ【悲しいワルツ】
《原題、(フランス)Valse triste》シベリウスの管弦楽曲。1904年作曲。クオレマの第1曲を改編。悲しきワルツ。
かなしきがんぐ【悲しき玩具】
石川啄木(いしかわたくぼく)の第2歌集。明治45年(1912)刊。晩年の194首と歌論2編を収める。
かなしきせんき【悲しき戦記】
伊藤桂一の連作短編小説集。昭和38年(1963)刊行。第二次大戦中の経験・実話をもとに描いた戦記集。
かなしい【悲しい▲哀しい】
sad; miserable;((やや文)) sorrowful彼女はいつも悲しそうだShe always looks sad.試験に落ちて悲しいI failed the examination...
かなしいこえ【悲しい声】
a sad voice
かなしいにゅーす【悲しいニュース】
sad news
かなしいわかれ【悲しい別れ】
a sad farewell
かなしげ【悲しげ▲哀しげ】
悲しげな sorrowful; sad-looking悲しげに sorrowfully悲しげな顔付きa sorrowful look悲しげな歌声plaintive singing彼女は悲しげに首...
かなしい【悲しい】
[意味] 好ましくない事態に接し、心が痛むさま。また「哀しい」と書いて、かわいそうで哀れに思う気持ち。[英] sad⇔うれしい[使い方]〔悲しい〕(形)▽親友と別れるのは悲しい▽悲しくて涙が止ま...
かなしみ【悲しみ】
[共通する意味] ★つらくて心が痛むこと。[英] grief[使い方]〔悲しみ〕▽別れの悲しみをこらえる▽悲しみをのりこえる〔悲嘆〕スル▽悲嘆の涙にくれる〔傷心〕▽傷心の日々を送る▽傷心をいやす...
かなしむ【悲しむ】
[意味] 心が痛んで泣きたい気持ちになる。[英] to be sad⇔喜ぶ[使い方]〔悲しむ〕(マ五)▽別れを悲しむ▽母を悲しませる
ひあい【悲哀】
[共通する意味] ★もの悲しい感じ。[使い分け]【1】「ペーソス」は、普通「哀愁」と訳す。「哀愁」と「ペーソス」は意味上の違いはほとんどないが、「ペーソス」は「この作品にはペーソスがある」などの...
ひうん【悲運】
[共通する意味] ★運が悪いこと。[英] misfortune; ill luck[使い方]〔不運〕(名・形動)▽これからというときに死んでしまうとは、不運な奴(やつ)だ▽不運にもけがで試合に出...