び‐わ【枇杷】
バラ科の常緑高木。四国・九州の一部に自生し、高さ約10メートル。葉は大形の長楕円形で、表面はつやがあり、裏面に灰褐色の毛が密生。秋から冬、黄色がかった白い花を密につける。夏、倒卵形の実が黄橙色に...
びわえんしちぶしゅう【枇杷園七部集】
江戸中期の俳人、井上士朗の俳諧集。文政8年(1825年)刊。全5編。
びわえんずいひつ【枇杷園随筆】
江戸中期の俳人、井上士朗の随筆。文化7年(1810)刊。
びわ‐がい【枇杷貝】
ビワガイ科の巻き貝。浅海の砂泥底にすむ。貝殻の形はビワの実に似て、殻高11センチ。殻表は布目状をし、褐色の電光模様がある。ふたはない。本州中部以南に分布。
びわよう‐とう【枇杷葉湯】
1 乾燥したビワの葉などの煎じ汁。暑気あたりや下り腹などに用いた。京都烏丸に本舗があり、夏、江戸で、試飲させながら行商した。《季 夏》 2 《宣伝のため路上で1をだれにでも飲ませたところから》浮...