とう【桃】
[常用漢字] [音]トウ(タウ)(漢) [訓]もも 〈トウ〉木の名。モモ。「桃花・桃李(とうり)/白桃」 〈もも〉「桃色/山桃」 [難読]胡桃(くるみ)・桜桃(さくらんぼ)・桃花鳥(とき)・...
とうえん【桃園】
台湾北西部にある県。台北などへの通勤者が多く住む衛星都市が連なる。台湾桃園国際空港がある。タオユワン。
とう‐か【桃花】
桃の花。
とうか‐がくどう【桃華楽堂】
香淳皇后の還暦を記念して皇居東御苑内に建てられた音楽堂。八角体の建物で、外壁は有田焼・信楽焼の陶片やタイルのモザイクで彩られている。昭和41年(1966)落成。
とうかげんき【桃花源記】
中国の伝奇小説。東晋の陶淵明作。桃の花の林に迷い込んだ武陵(ぶりょう)の漁師が、外の世界と隔絶した平和で豊かな村を見つけるが、もう一度行こうとして果たせなかった物語。「桃源郷」の語のもととなった。
とうげんきょう【桃源郷】
a paradise on earth; (a) Shangri-La [ʃǽŋɡrəlὰː|−]
もも【桃】
〔木〕a peach tree;〔果実〕a peach桃の花a peach blossom桃の節句the Dolls' [Girls'] Festival(▼March 3)
ももいろ【桃色】
I〔ピンク〕pink桃色の pink; rosyII1〔恋愛〕桃色の 〔色恋の〕amorous;〔みだらな〕lewd桃色遊戯an amorous affair2〔左翼思想に傾いている人〕 《口》...
ももわれ【桃割れ】
a Japanese hairstyle which was worn by girls of sixteen or seventeen in the Meiji and Taisho peri...
ももいろの【桃色の】
pink; rosy
とうえんけつぎ【桃園結義】
中国の小説『三国志演義さんごくしえんぎ』の中で、主人公の劉備玄徳りゅうびげんとく関羽かんう張飛ちょうひの三英雄が、張飛の家の桃畑で義兄弟の契りを結んだこと。のちに、義兄弟の契りとも呼ばれ、力を合わせて事にあたることを意味するようになった。▽「桃園とうえんに義ぎを結むすぶ」と訓読する。
とうこうりゅうりょく【桃紅柳緑】
紅くれないの桃の花と、緑あざやかな柳の葉。美しくさまざまな色彩に満ちた春の景色のこと。▽「柳緑桃紅りゅうりょくとうこう」ともいう。
とうさんりし【桃三李四】
桃の木は三年かかって実を結び、スモモは四年かかる意で、物事は完成するまでに年月がかかるということ。
とうしょうりふ【桃傷李仆】
桃が傷つき、兄弟分のスモモが倒れることから、兄弟が互いに反目して、相争うことのたとえ。
とうりせいけい【桃李成蹊】
桃やスモモの木の下には、実の美味しさに惹ひかれて集まって来る人たちによって自然に道ができてしまうように、高徳な人のまわりには自然に人が集まって来るということ。