うち‐ばり【梁】
「うつばり」に同じ。「雨の日をもらすは惜しき商ひに—広き殿作りせん」〈三十二番職人歌合〉
うつ‐ばり【梁】
《内張りの意。平安時代までは「うつはり」》屋根の重みを支えるための横木。はり。
梁(うつばり)の塵(ちり)を動(うご)か・す
「梁塵(りょうじん)を動かす」に同じ。
つる【弦/絃/鉉】
1 弓に張りわたす糸。ゆみづる。ゆづる。 2 琴などの弦楽器に張る糸。 3 鍋(なべ)や土瓶などに弓形にかけわたした取っ手。「飯盒の—」 4 (「梁」とも書く)枡(ます)の上面に対角線に張り渡し...
はり【梁】
構造物の上部からの荷重を支えるため、または柱をつなぐために架け渡す水平材。特に、桁(けた)に対して直角に渡されたものをさす。
やながわ‐せいがん【梁川星巌】
[1789〜1858]江戸後期の漢詩人。美濃の人。名は孟緯。字(あざな)は公図。江戸で古賀精里・山本北山に学び、神田に玉池(ぎょくち)吟社を開いた。のち京都に住み、勤王の志士と交わって国事に奔走...
リアン‐シューミン【梁漱溟】
⇒りょうそうめい(梁漱溟)
りょう‐かい【梁楷】
中国、南宋の画家。東平(山東省)の人。号、梁風子。嘉泰年間(1201〜1204)画院の待詔となる。精妙な山水画・道釈画のほかに減筆体の人物画にもすぐれ、日本の室町時代の水墨画に大きな影響を与えた...
りょう‐けいちょう【梁啓超】
[1873〜1929]中国、清末・民国の政治家・学者。広東省新会県の人。字(あざな)は卓如。号、任公。康有為に師事し、戊戌(ぼじゅつ)の改革に参加したが、失敗して日本に亡命。辛亥(しんがい)革命...
りょう‐そうめい【梁漱溟】
[1893〜1988]中国の思想家。広西省の人。「東西文化および哲学」を著し、中国の伝統思想を称揚、次いで、理想的農村建設運動を実践。民主同盟創立に参加。新中国成立後、中国人民政治協商会議全国委...