じゅん‐りん【楯鱗】
サメ・エイ類にみられるうろこ。真皮から突出した象牙質をエナメル質が覆い、構造は歯と似る。サメでは密生して鮫肌(さめはだ)となるが、エイでは散在する。
たた【楯】
「たて」の古形。「—並(な)めて」〈記・中・歌謡〉
たた‐なめて【楯並めて】
[枕]楯(たて)を並べて弓を射る意から、「射(い)」の音を含む地名「伊那佐(いなさ)」「泉(いずみ)」にかかる。「—泉の川の水脈(みを)絶えず」〈万・三九〇八〉
たたふし‐の‐まい【楯節舞】
⇒吉志舞(きしまい)
たて【盾/楯】
1 敵の矢・石・剣などを防ぐための板状の武具。手に持つ手盾と、地上に並べておく垣盾(かいだて)とがある。大きさや形はさまざまで、材料も木・皮・金属などがある。 2 防ぎ守る手段。また、自分の立場...