き‐どり【気取り】
1 体裁をつくろうこと。もったいぶること。「—のない性格」 2 (現代語では多く接尾語的に用いる)そのものになったつもりで、それらしく振る舞うこと。「芸術家—」「夫婦—」「八人のそこつ者もいっぱ...
きどりはんのじょうにあたうるしょ【気取半之丞に与ふる書】
森鴎外が相沢謙吉の名で発表した文学論。正題「舞姫に就きて気取半之丞に与ふる書」。明治23年(1890)4月、「しがらみ草紙」に掲載。自身が発表した小説「舞姫」に対する、文芸評論家石橋忍月が気取半...
きどり‐や【気取り屋】
体裁ぶる人。とりすました、しゃれ者。
き‐ど・る【気取る】
[動ラ五(四)] 1 体裁をつくろい、もったいぶったり、とりすましたりする。「人前で—・る」「—・った話し方」「—・らない人柄」 2 (「…をきどる」の形で)そのものになった気で、それらしい振る...
け‐どら◦れる【気取られる】
[連語]《動詞「けど(気取)る」+受身の助動詞「れる」》「気取る1」に同じ。「思惑を—◦れる」
きどり【気取り】
affectation; posturing彼は気取りもてらいもないHe is not at all conceited or affected.気取り屋an affected person;〔...
きどる【気取る】
1〔もったいぶる〕put on airs ⇒もったいぶる(勿体振る)娘たちは晴れ着をつけて気取っていたThe girls were 「behaving affectedly [giving th...
けどる【気取る】
suspect ((of; that));sense ((that))相手の計略を気取るget wind of one's opponent's plans/《口》 get wise to on...
-きどり【-気取り】
英雄気取りであるput on the air(s) of a hero女房気取りであれこれ世話をやくShe looks after him like a wife.
きどりや【気取り屋】
an affected person;〔お高くとまった人〕a snob