しょうい‐だん【焼夷弾】
敵の建造物や陣地を焼くことを目的とした砲弾や爆弾。可燃性の高い焼夷剤と少量の炸薬(さくやく)を充塡(じゅうてん)する。黄燐(おうりん)焼夷弾・油脂焼夷弾・エレクトロン焼夷弾などがある。
やい‐かがし【焼い嗅がし】
節分の夜、魔よけのためイワシの頭や臭気の強いものを焼いて串(くし)に刺し、家の入り口などに挿しておくもの。やっかがし。やいくさし。やきさし。
やい‐ごめ【焼い米】
「やきごめ」の音変化。「—を桶に入れて一人食ひて」〈沙石集・八〉
やい‐じるし【焼い印】
《「やきじるし」の音変化》「やきいん」に同じ。「花方(はなかた)が頰(つら)に、浪方(なみかた)といふ—をぞせられける」〈平家・一〇〉