かき【垣/牆/籬】
1 家や庭の区画を限るための囲いや仕切り。竹や木で作ることが多い。垣根。 2 間を隔てるもの。「心に—を巡らす」
牆(かき)に耳(みみ)あり
《「管子」君臣から》内密の話が他に漏れやすいことのたとえ。壁に耳あり。
かき‐まめ【籬豆】
フジマメ・インゲンマメ・クロマメ・エンドウなどの俗称。
ま‐がき【籬】
1 竹や柴などで目を粗く編んだ垣根。ませ。ませがき。 2 遊郭で、遊女屋の入り口の土間と店の上がり口との間の格子戸。 3 「籬節(まがきぶし)」の略。
まがき‐がい【籬貝】
スイショウガイ科の巻き貝。房総半島以南の潮間帯にすむ。貝殻は倒円錐形で、殻径約5センチ。殻表に黒褐色の縦斑がある。肉は食用、殻は貝細工の材料。