ふし‐おき【臥し起き】
1 寝たり起きたりすること。おきふし。「苦しくのみあれば—も心やすくてこそ」〈宇津保・国譲下〉 2 毎日の生活。日常。「—は、ただ幼き人をもてあそびて」〈かげろふ・上〉
ふし‐かえ・る【臥し返る】
[動ラ四]寝返りをうつ。「うしろざまにこそ—・りたれ」〈宇治拾遺・三〉
ふし‐き【伏し木/臥し木】
1 倒木。「枝は夜叉(やしゃ)の頭のごとくなる—あり」〈義経記・五〉 2 節のところに穴があり、中空になっている木。節木。「—不審なり。うつぼに入りて探せども」〈盛衰記・二一〉
ふし‐たけ【臥し丈/臥し長】
1 臥したときのからだの長さ。「—砂(いさご)に半ば埋づまれたりけるに」〈今昔・三一・一七〉 2 蛇がとぐろを巻いたときの高さ。「—は五、六尺、跡枕(あとまくら)べは十四、五丈もあるらんとおぼゆ...
ふし‐ど【臥し所】
夜寝る所。寝所。寝床。ねや。ふしどころ。