あ【蛙】
[音]ア(慣) [訓]かえる かわず 〈ア〉両生類の名。カエル。「蛙声/井蛙(せいあ)」 〈かえる(がえる)〉「青蛙・赤蛙・雨蛙」
あめい‐せんそう【蛙鳴蝉噪】
《儲欣「平淮西碑評」から。蛙(かえる)や蝉(せみ)がやかましく鳴き騒ぐ意》 1 がやがやと、やかましくしゃべりたてること。 2 内容のない文章や議論をあざけっていう語。
かいる【蛙】
「かえる(蛙)」の音変化。室町時代以後、話し言葉で多く使用された。「鼠—を請じて、いつきかしづきもてなす事極まれり」〈仮・伊曽保〉
かえる【蛙/蝦/蛤】
無尾目の両生類の総称。体は太短く、首のくびれがなく、目は上方に出て、口が大きい。前足に4本、後ろ足に5本の指と水かきをもつ。昆虫やミミズなどを舌で捕らえて食べる。声帯や鳴嚢(めいのう)をもち、鳴...
かえる‐あし【蛙足】
水泳で、平泳ぎの足の動かし方。蛙のように、ももを左右に開き、両膝・両足首を十分縮めたのち、両足裏で後方に水を押すもの。