けい‐はく【軽薄】
[名・形動] 1 言葉や態度が軽々しくて、思慮の深さや誠実さが感じられないこと。また、そのさま。「流行にとびつく—な男」「—な口調」 2 人の機嫌をとること。また、その言葉。おせじ。ついしょう。...
けいはく‐ざけ【軽薄酒】
交際のためお義理に酌み交わす酒。「おもしろからぬ—に気が尽きはて」〈浄・扇八景〉
けいはく‐じ【軽薄児】
軽薄な人。あさはかで誠意のない人。「なんで今になって直(なお)のことをお前の口などから聞こうとするものか。—め」〈漱石・行人〉
けい‐はく‐たん‐しょう【軽薄短小】
機械製品・電気製品などが、軽量化・薄型化・小型化したことを表す語。文化的な面にもいう。→重厚長大。
けいはく‐らし・い【軽薄らしい】
[形][文]けいはくら・し[シク]《近世語》 1 手軽で粗末である。「せんじ茶を少しづつ紙に包みて—・しき事」〈浮・胸算用・四〉 2 こびへつらっている感じである。追従(ついしょう)がましい。「...