だるま【達磨】
《(梵)Bodhidharmaの音写、菩提(ぼだい)達磨の略》 中国禅宗の始祖。インドのバラモンの出身と伝え、6世紀初め中国に渡り、各地で禅を教えた。嵩山(すうざん)の少林寺で面壁九年の座禅を...
だるま‐いち【達磨市】
縁起物の張り子達磨を売る市。多く、東日本で年末から3月にかけて行われる。《季 新年》「大風の森ゆるがせり—/秋桜子」
だるま‐いと【達磨糸】
足踏み式の製糸機械で製した生糸。自転車取糸。
だるま‐いんこ【達磨鸚哥】
インコ科の鳥。全長約35センチで体は緑色。雄のほおに太く黒い線がある。南および東南アジアに広く分布。飼い鳥とされる。
だるま‐うた【達磨歌】
禅問答のように、わけのわからない歌のこと。特に藤原定家らの新傾向の歌風をあざけっていった呼称。