あこだ【阿古陀】
1 「阿古陀瓜(うり)」の略。 2 「阿古陀形(なり)」の略。 3 アコダウリの形に似ている古代の香炉。雲煙の形を透かし彫りにした火屋(ほや)を掛けたもの。阿古陀香炉。
あこだ‐うり【阿古陀瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。秋の初め、光沢があって赤色の平たくて丸い実がなり、飾りにする。金冬瓜(きんとうが)の一種。
あこだ‐なり【阿古陀形】
《アコダウリのような丸い形をしているところから》 1 青磁などの平たくて丸い形の器。 2 兜(かぶと)の鉢の、丸形で頂上がややくぼんだもの。
あこや【阿古屋】
愛知県半田市付近、知多半島の東海岸の古地名。
山形市郊外の千歳(ちとせ)山の古称。山上の松が有名であった。
あこや‐がい【阿古屋貝】
《知多半島の阿古屋の浜で多くとれたところから》ウグイスガイ科の二枚貝。貝殻はほぼ方形で、殻長約9センチ。内面は真珠色の光沢がある。養殖真珠の母貝とする。本州中部以南に広く分布し、奄美(あまみ)大...