さん‐か【山家】
山中にある家。やまが。
さんかしゅう【山家集】
平安末期の私家集。3巻。西行の詠歌を収める。編者・成立年未詳。四季・恋・雑に部類し、花と月の歌が多い。六家集の一。
さんかちょうちゅうか【山家鳥虫歌】
江戸時代の民謡集。2巻。天中原長常南山編。明和9年(1772)刊。全国68か国の民謡約400首を集め、国別にまとめたもの。やまがとりむしうた。
さんか‐の‐ごい【山家の五位】
サギ科の鳥。中形のサギで、全身黄褐色、頭は黒い。ユーラシア・アフリカ・オーストラリアに分布。日本には冬鳥として渡来するほか、北海道に少数が生息する。
さんが‐やき【さんが焼(き)】
なめろうを鮑(あわび)の殻などに詰めて焼いた料理。 [補説]房総地方の漁師が山で仕事をする際、魚を保存して食すために工夫したものという。「山河焼き」「山家焼き」とも書く。