いた‐つき【平題箭】
練習用の、先のとがっていない小さい鏃(やじり)。また、その鏃をつけた矢。「はやく左の目に—立ちにけり」〈宇治拾遺・一五〉
しちがつ‐ごうう【七月豪雨】
1 平成30年(2018)6月末から7月初旬にかけて、西日本を中心に全国的に降り続いた大雨。前線と台風7号の影響により河川の氾濫、浸水害、土砂災害などが発生し、多数の死者・行方不明者を出した。西...
たいら【平】
福島県いわき市の地名。市の中心地区。近世、安藤氏らの城下町として発展。旧平市。
たいら【平】
姓氏の一。皇族賜姓の豪族で、桓武(かんむ)平氏・仁明(にんみょう)平氏・文徳(もんとく)平氏・光孝平氏などの流れがある。最も栄えたのは桓武平氏の葛原(かつらばら)親王の流れで、高棟王(たかむねお...
たいら【平ら】
[形動][文][ナリ] 1 高低や起伏のないさま。でこぼこでないさま。「—な地形」「運動場を—にならす」 2 おだやかで安定しているさま。「心を—にする」「世が—に治まる」 3 (多く「おたい...
たいら【平ら】
I〔平たいこと〕平らな 〔水平な〕level, flat;〔平坦な〕even;〔凹凸のない〕smooth平らな地面level [even] ground平らな屋根a flat roof平らな板〔...
たいらげる【平らげる】
1〔鎮圧する〕suppress;〔征服する〕subdue, conquer2〔全部食べる〕料理を端から平らげたHe 「ate up [devoured] one plate of food af...
ひら【平】
I〔平ら〕手の平the palm of the handII〔普通であること〕平の common平社員a common clerk/a run-of-the-mill employee平党員a ...
ひらあやまり【平謝り】
公演が中止になり主催者は平謝りに謝ったThe promoter made a humble apology to the audience for the cancellation of the...
ひらおよぎ【平泳ぎ】
((swim; do)) the breaststroke平泳ぎの選手a breaststroker
たいら【平ら】
[共通する意味] ★高低、凹凸のないさま。[英] flat[使い方]〔平ら〕(形動)▽平らな道▽ここから先の地面は平らだ〔平たい〕(形)▽平たい皿▽この水盤は平たい〔平べったい〕(形)▽平べった...
ひらがな【平仮名】
[共通する意味] ★日本で漢字から作られた音節文字。[英] kana; the Japanese syllabary[使い分け]【1】「仮名」が、総称。【2】「平仮名」は、「あ、い、う、え、お…...
ひらしゃいん【平社員】
[共通する意味] ★会社の中での地位。[使い分け]【1】「社長」「専務」「常務」は、それぞれ「取締役」の一つ。「社長」は、会社の最高責任者。「専務」は、社長を補佐し、会社の業務を総括的につかさど...
ひらたい【平たい】
[共通する意味] ★高低、凹凸のないさま。[英] flat[使い方]〔平ら〕(形動)▽平らな道▽ここから先の地面は平らだ〔平たい〕(形)▽平たい皿▽この水盤は平たい〔平べったい〕(形)▽平べった...
ひらべったい【平べったい】
[共通する意味] ★高低、凹凸のないさま。[英] flat[使い方]〔平ら〕(形動)▽平らな道▽ここから先の地面は平らだ〔平たい〕(形)▽平たい皿▽この水盤は平たい〔平べったい〕(形)▽平べった...
へいあんぶじ【平安無事】
何の心配事もなく、変わったこともなく、安らかな暮らしをおくること。
へいおんぶじ【平穏無事】
変わったこともなく穏やかなさま。▽「平穏」は穏やか、安らかの意。変わった事がない意の「無事」に「平穏」を添えて意味を強調した語。「無事平穏ぶじへいおん」ともいう。
へいかつりゅうちょう【平滑流暢】
なめらかで、よどみがないさま。▽「平滑」は平らでなめらかなさま。「流暢」は水などが滞ることなく流れるように、言葉がすらすら出て、よどみのないさま。
へいききょしん【平気虚心】
平静で、心にわだかまりをもたないこと。また、その心。気を平らかにして、心を虚むなしくする意。▽「平気」は気を静め落ち着ける意。「虚心」は心にわだかまりをもたないこと。「虚」はむなしくする、からにする、雑念をなくす意。
へいこうかんかく【平衡感覚】
からだのバランスを保とうとする感覚。内耳の前庭と半規管がこれを司つかさどる。転じて、一方にかたよらない考え方や感じ方のこと。
たいら‐の‐かねもり【平兼盛】
[?〜990]平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。光孝天皇の玄孫。従五位上駿河守。家集に「兼盛集」がある。
ひらい‐かずまさ【平井和正】
[1938〜2015]小説家。神奈川の生まれ。テレビアニメ「エイトマン」の原作を手がけ人気を得る。その後はSF小説を多く発表し、代表作に「ウルフガイ」シリーズ、小説版「幻魔大戦」シリーズなどがある。
ひらい‐ごんぱち【平井権八】
[?〜1679]江戸初期の浪人。もと鳥取藩士。同僚を殺害して逃亡し、江戸へ出て悪事を働き、磔刑に処された。歌舞伎などに登場する白井権八のモデル。
ひらい‐しょうびん【平井照敏】
[1931〜2003]俳人・フランス文学者。東京の生まれ。本名、照敏(てるとし)。はじめ詩人として活動。のち俳句に転じ、加藤楸邨(しゅうそん)に師事。俳誌「槙(まき)」を創刊、主宰。評論「かな書...
へいげん‐くん【平原君】
[?〜前251]中国、戦国時代の人。趙(ちょう)の公子。本名は趙勝。三たび宰相となった。食客数千人を養い、斉の孟嘗君、楚の春申君、魏の信陵君とともに戦国の四君の一人。
平滑筋・胃の蠕動運動をつかさどる筋肉
平滑筋でできた3層構造の筋層は、胃を伸び縮み可能な臓器に仕立てていると同時に、いわゆる胃の蠕動運動を生み出しています。 胃の蠕動運動とは、3層の筋肉が縦、横、斜めに収縮・弛緩を繰り返すことによって生じるうねりが波のように伝わっていく運動のことです。 この蠕動運動により、食道から送られた食べ物は噴門から幽門まで運ばれ、その間に食べ物と胃液が混ぜ合わされて粥状になります。
平衡感覚のシステム
体の平衡は目・耳・手足・脳のネットワークによってつかさどられていますが、なかでも重要な情報を提供しているのが内耳です。 内耳は聴覚をつかさどる蝸牛管と、平衡感覚をつかさどる三半規管と耳石器の三つの器官から構成されています。ちなみに、三半規管と耳石器を合わせて「前庭器官」と呼んでいます。前庭器官からは平衡感覚を伝える前庭神経が出ていて、脳幹へとつながっています。 三半規管は、外側半規管、前半規管、後半規管の3つの半規管からなっています。外側半規管は前後の水平回転、前半規管と後半規管は直交する2軸の垂直回転の動きや速さを感知しています。 頭を動かすと、三半規管のなかの内リンパに流れが生じ、この流れを感覚細胞がとらえ、頭が動いた方向や速さを認識するしくみです。 また、耳石器は水平・垂直方向の傾きと動く速さを感知しています。 耳石器のなかには卵形のう、球形のうと呼ばれる2つの器があり、それぞれには炭酸カルシウムからできた小さな石(耳石)が詰まっています。 頭を動かして、重力の方向が変化すると、耳石が動き、配置にズレが生じますが、このズレを感覚細胞がとらえ、からだの傾きや動きを認識するしくみになっています。