きまっ‐て【決(ま)って/極まって】
[副]ある条件のもとでは必ずそうなるさま。いつも。必ず。「忙しいときに—人が来る」
きまり【決(ま)り/極まり】
1 物事が決まること。問題になっていたり面倒だったりした物事の終わり。決着。おさまり。「これで話は—だ」「仕事に—を付ける」 2 よりどころとして定められている事柄。規則。通則。「—を破る」「—...
決(き)まりが悪(わる)・い
他に対して面目が立たない。恥ずかしい。ばつが悪い。「—・い思いをする」 [補説]「極まりが悪い」とも書く。
きまり‐じ【決(ま)り字】
カルタで、取り札を特定できる文字。読み札の一字目で特定できるものを一字決まり、二字目のものを二字決まりなどという。定まり字。 [補説]小倉百人一首の一字決まりは7首あり、一般に「むすめふさほせ」...
きまり‐て【決(ま)り手/極まり手】
相撲で、勝負がきまったときのわざ。→四十八手(しじゅうはって) [補説]日本相撲協会の定める決まり手82種と非技5種決まり手足取り、浴(あび)せ倒し、網打ち、居反(いぞ)り、一本背負い、後ろ凭(...
きめつける【決めつける▲極めつける】
1〔強くとがめる〕ジョージは上司から不注意だと決めつけられたGeorge got a good dressing-down [telling-off] from the boss for his...
きめどころ【決め所▲極め所】
1〔時機,段階〕問題の決め所を逸するmiss a perfect chance to settle the matter2〔最も重要な点〕a crucial point
きょく【極】
I〔地球・磁気の〕a pole北[南]極the North [South] Pole陰極⇒いんきょく(陰極)陽極⇒ようきょく(陽極)II〔極限,最大限〕繁栄の極にあるHe is at the h...
きょくう【極右】
彼は極右に走ったHe turned ultraconservative./He became 「an extreme right-winger [a fanatical rightist].極右...
きょくうしゅうだん【極右集団】
an extreme right-wing group
きょく【極】
[共通する意味] ★これ以上はない、つきつめたところ。[英] the extremity (of)[使い方]〔極み〕▽今度の惨事は痛恨の極みです▽ぜいたくの極み〔至り〕▽光栄の至りです▽恐縮の至...
きょくげん【極言】
[共通する意味] ★極端な言い方をすること。また、そういう極端な論。[英] to go so far as to say[使い方]〔極論〕スル▽科学の時代に宗教がいらないというのは極論だ〔極言〕...
きょくげん【極限】
[共通する意味] ★これ以上はないというぎりぎりのところ。[英] limitation[使い分け]【1】「限度」は、許容できる範囲内での最大許容点をいう。その範囲は、社会常識的な基準である場合が...
きょくしょう【極小】
[共通する意味] ★きわめて小さいこと。[英] the smallest[使い方]〔最小〕▽日本で最小の島▽音量を最小にする〔極小〕▽極小の細胞▽極小値[使い分け]【1】「最小」は、同じ種類の中...
きょくたん【極端】
[共通する意味] ★これ以上はないという程度。[英] the highest degree[使い方]〔極端〕(名・形動)[使い分け]【1】「極度」は、程度がはなはだしい場合にいうが、やや硬い表現...
ごくあくひどう【極悪非道】
この上なく悪く道理にはずれていること。また、そのさま。▽「極悪」は悪逆きわまりないこと。「非道」は道理や人の道に反していること。
ごくらくおうじょう【極楽往生】
死んだ後に極楽浄土に生まれ変わること。また、安らかに死ぬこと。▽仏教語。「極楽」は「極楽浄土」の略。西方に向かって十万億土を過ぎた彼方にあって、阿弥陀仏あみだぶつがいるとされるまったく苦しみのない安楽の世界。「往生」は死ぬこと。「往生極楽おうじょうごくらく」ともいう。
ごくらくじょうど【極楽浄土】
阿弥陀仏あみだぶつがいるとされる苦しみのない安楽の世界。西方に十万億土の彼方にあり、まったく苦しみのない安楽な理想の世界。
ごくらくとんぼ【極楽蜻蛉】
事の重大さにまったく気づかず、のんきに構えている者のこと。