い【斎】
[接頭]名詞に付いて、清浄な、神聖な、忌み清めた、の意を表す。「—串(ぐし)」「—垣」
い‐がき【斎垣】
《「いかき」とも》神社など、神聖な場所に巡らした垣。瑞垣(みずがき)。玉垣(たまがき)。「ちはやぶる神の—も越えぬべし今は我が名の惜しけくもなし」〈万・二六六三〉
い‐ぐし【斎串】
《斎(い)み清められた串の意》 1 榊(さかき)や笹などの小枝に幣(ぬさ)をかけて神に供えるもの。玉串。いみぐし。 2 物を刺す木や竹の串の総称。
い‐ごもり【斎籠もり/忌籠もり】
神事の前などに、けがれに触れないように家にこもること。いみごもり。
いつき【斎】
1 心身を清めて神に仕えること。また、その人。特に斎院(さいいん)や斎宮(さいぐう)。斎皇女(いつきのみこ)。「賀茂の—には孫王の居給ふ例多くもあらざりけれど」〈源・賢木〉 2 神を祭る所。斎場...