はじ‐い・る【恥(じ)入る】
[動ラ五(四)]ひどく恥ずかしいと思う。深く恥じる。「失態を—・る」
はじ‐かかや・く【恥ぢ赫く】
[動カ四]恥ずかしがって赤面する。はにかむ。「なかなか—・かむよりは罪許されてぞ見えける」〈源・夕顔〉
はじ‐かわ・す【恥ぢ交はす】
[動サ四]互いに恥ずかしく思う。互いに恥じる。「男も女も—・してありけれど」〈伊勢・二三〉
はじ‐がまし・い【恥じがましい】
[形][文]はぢがま・し[シク]恥ずかしい。外聞が悪い。また、恥ずかしそうだ。「婦人の独り—・う控えたる」〈紅葉・金色夜叉〉 「御婿取の—・しき事」〈落窪・二〉
はじ‐し・む【恥ぢしむ】
[動マ下二] 1 はずかしめる。侮辱する。「みづからをほけたり、ひがひがしとのたまひ—・むるは」〈源・真木柱〉 2 たしなめる。戒める。「引くなと互ひに—・めて」〈太平記・一五〉
はじ‐しら・う【恥ぢしらふ】
[動ハ四]恥ずかしがる。はじらう。はにかむ。「うち—・ひて例のやうにものも言はで」〈堤・はいずみ〉
はじらい【恥じらい/羞じらい】
恥ずかしがること。「—の色を見せる」
はじら・う【恥じらう/羞じらう】
[動ワ五(ハ四)]恥ずかしがる。はにかむ。「花も—・う風情(ふぜい)」
は・じる【恥じる/羞じる/慙じる/愧じる】
[動ザ上一][文]は・づ[ダ上二] 1 恥ずかしいと思う。面目なく思う。「世間に—・じる」「軽率な発言を—・じる」 2 (多く打消しの形で用いる)名誉などを傷つける。ひけをとる。「学校の名に—・...