あえか
[形動][文][ナリ] 1 か弱く、頼りないさま。きゃしゃで弱々しいさま。「まだいと—なる程もうしろめたきに」〈源・藤裏葉〉 2 光や音など自然のものや、夢・希望などが、はかなげで美しいさま。「...
あお‐び・れる【青びれる】
[動ラ下一][文]あをび・る[ラ下二]青みを帯びる。青くなる。「弱々しい星影が七つ八つ—・れて瞬いていた」〈啄木・鳥影〉
うすば‐かげろう【薄翅蜉蝣】
脈翅(みゃくし)目ウスバカゲロウ科の昆虫。体長約3.5センチでトンボに似るが、飛び方は弱々しい。触角は太く目立つ。翅(はね)は透明で柔らかく、網状の脈がある。6〜10月に羽化。幼虫は、蟻地獄(あ...
おう‐じゃく【尩弱/尫弱】
[名・形動タリ] 1 体力・気力などが弱々しいこと。また、そのさま。柔弱。「—たる弓を敵のとりもて」〈平家・一一〉 2 貧しいこと。また、そのさま。「—の官人、たまたま出仕の微牛をとらるべきや...
蚊(か)の鳴(な)くような声(こえ)
蚊の羽音のように、かすかで弱々しい声。「きまり悪そうに—で話す」
か‐ぼそ・い【か細い】
[形][文]かぼそ・し[ク]いかにも細くて弱々しい。「—・い声」「—・い腕」 [派生]かぼそげ[形動]かぼそさ[名]
か‐よわ・い【か弱い】
[形][文]かよわ・し[ク]《「か」は接頭語》いかにも弱いようすである。弱々しい。「—・い子供」 [派生]かよわげ[形動]かよわさ[名]
きょ‐しょう【虚証】
漢方で、体力・気力が衰え、顔色も悪く、疲れやすく、脈も弱々しい状態。→実証
ぎふ‐ちょう【岐阜蝶】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張5〜6センチ。翅は淡黄色の地に黒色の太い縞模様が並ぶ。後ろ翅には赤・橙・青色の斑紋がある。早春に出現し、飛び方は弱々しい。幼虫の食草はカンアオイ。本州のみ...
くび‐ほそ・し【頸細し】
[形ク]弱々しい。心細い。「頼もしげなく—・しとて」〈源・帚木〉