アダムス‐ストークス‐しょうこうぐん【アダムスストークス症候群】
心臓の拍動に異常があって脳へ流れる血液が不足するために起こる意識障害。19世紀、英国の外科医アダムス(R.Adams)と内科医ストークス(W.Stokes)がそれぞれ報告。 [補説]洞不全症候群...
うえこみがた‐ループレコーダー【植(え)込み型ループレコーダー】
心臓の拍動を継続的に監視・記録する装置。不整脈や失神が起きたときの心電図を解析できるため、原因不明の失神などの診断のために用いられる。ILR(Implantable loop recorder)。
キャビー‐けんさ【CAVI検査】
《CAVIは、cardio-ankle vascular indexの略》動脈硬化の程度を調べる検査の一。仰向けに寝た状態で、両腕と両足首の血圧と脈波から心臓の拍動が伝わる速さを計測し、動脈の硬...
けっ‐たい【結滞】
[名](スル)心臓の拍動につれて送り出される血液のリズムが乱れること。脈の打ち方が不規則になること。
しん‐ざつおん【心雑音】
心臓の拍動に伴う、正常な心音以外の音。弁膜の障害などで生じる。
しんしつ‐ひんぱく【心室頻拍】
心室の一部で異常な電気刺激が発生し、脈拍が異常に早くなる状態。1分間に100回以上の拍動が3拍以上続くものを心室頻拍という。頻脈性不整脈の一つ。 [補説]心室の一部で筋肉が変性し、電気刺激がその...
しんじ‐ず【心磁図】
心臓の拍動に伴う微弱な磁気を心磁計でとらえて記録したもの。ベクトル量である磁場を計測するため、心電図とは異なった観点からその動態を探ることができる。MCG(magnetocardiogram)。
しんぞう‐し【心臓死】
心臓の拍動を停止し、死亡すること。
しんぞう‐ペースメーカー【心臓ペースメーカー】
心臓疾患で拍動数に異常があるとき、心臓に一定のリズムで電気刺激を与える装置。一般に前胸部に植え込む。 [補説]不整脈のうち、徐脈性不整脈の治療に使用するものをペースメーカーといい、頻脈性不整脈の...
しん‐ていし【心停止】
[名](スル)心臓の活動が停止した状態。心臓の拍動が完全に停止した状態、または心室細動の状態。脈拍が触知できず、意識がなく、無呼吸または死戦期呼吸になる。3〜5分以上続くと脳に障害が生じる可能性...