出典:gooニュース
主任検事は逮捕保留進言「記憶ない」、進言1時間半後に逮捕 プレサンス国賠訴訟
関係者を取り調べた男性検事は、山岸氏の逮捕当日に「待った方がいいのでは」と進言したと証言。一方で主任検事は「記憶にない」と述べた。尋問により、進言の約1時間半後には山岸氏が逮捕されたことが判明。山岸氏側は「証拠を再検討しておらず、(逮捕は)既定方針だった」と批判を強めている。男性検事は学校法人元理事(57)=有罪確定=の取り調べを担当。
逮捕待つべきと進言 主任検事「記憶ない」 無罪の元社長側は憤り
供述訂正の進言も通らなかったが「処分するのは主任なので、指示に従う」と話した。 その後出廷した主任は、供述の撤回について「撤回前の供述のほうが証拠とも整合して信用でき、逮捕に影響はないと判断した」と話した。 一方で、検事の進言は「思い出せない」とした。検事からの調書訂正の申し出についても「記憶にない」とした。
逮捕中止進言「否定はしない」=当時の主任検事が証言―プレサンス国賠訴訟・大阪地裁
主任検事はこの進言について「覚えていないが、否定はしない」と発言。供述書の撤回は「逮捕に影響を及ぼすものではない」と考え、特捜部内で検討した結果、山岸氏を逮捕したと説明した。
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