出典:gooニュース
7月3日に強制不妊最高裁判決 「除斥期間」適用が最大の争点
不法行為から20年で損害賠償を求める権利が消滅する「除斥期間」を適用するかどうかが最大の争点。大法廷は旧法の違憲性も含めて統一判断を示す見通しだ。 一連の訴訟では2018年以降、男女39人が全国12地裁・支部に提訴した。大法廷が判決を言い渡すのは札幌、仙台、東京、大阪、神戸の各地裁に起こされた5訴訟で、原告らは1950~70年代に不妊手術をされた。
除斥の是非、夏にも統一判断へ 最高裁で強制不妊訴訟が結審
札幌、神戸訴訟の高裁判決はいずれも除斥期間を適用せず国に賠償を命じたが、仙台訴訟のみ除斥期間が過ぎたとして一審同様に請求を棄却した。
除斥期間適用は「著しく正義に反する」
最高裁大法廷で開かれた旧優生保護法訴訟の上告審弁論で原告側の弁護団は、賠償請求権が消滅する除斥期間を適用することは「著しく正義・公平の理念に反する」と国側に反論した。
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