[形][文]かうば・し[シク]《「かぐわしい」の音変化》
  1. よい香りがする。多く、食物を煎 (い) ったり焼いたりしたときの、好ましい香りにいう。「—・いほうじ茶の香り」

  1. 見た目や印象などがすばらしい。りっぱである。

    1. 薄色の衣のいみじう—・しきをとらせたりければ」〈宇治拾遺・一二〉

  1. 望ましく思う。心が引かれる。

    1. 「姿、みめありさま、—・しくなつかしきこと限りなし」〈宇治拾遺・六〉

[派生]こうばしさ[名]

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。