あら【𩺊】
1 スズキ科の海水魚。全長約1メートル。体色は紫がかった灰色。北海道以南の日本各地、および中国・フィリピンのやや深海にすむ。冬に美味。おきすずき。 2 海水魚ハタの別名。
い‐ざる【𥫱/篅】
竹を編んで作った器。ざる。〈新撰字鏡〉
えっ‐さい【悦哉/雀𪀚】
小型の鷹、ツミの雄。
かまぼこ‐たが【蒲鉾箍】
金属製の、断面がかまぼこ形のたが。
かるかやどうしんつくしのいえづと【苅萱桑門筑紫𨏍】
浄瑠璃。時代物。五段。並木宗輔・並木丈輔作。享保20年(1735)大坂豊竹座初演。苅萱道心の説話による。
かわ‐げら【川螻蛄/襀翅/𧐐】
1 カワゲラ目カワゲラ科の昆虫。体長1.4〜1.8センチ。 2 カワゲラ目の昆虫の総称。体長1〜3センチ。体は平たく、多くは黄褐色の斑紋があり、尾毛を2本もつ。翅(はね)は膜質で幅広く、川岸をひ...
かわら【航/𦨞】
和船の船首から船尾に通す長く厚い板材。
が‐じゅつ【莪蒁/莪𦮠】
ショウガ科の多年草。高さ約1メートル。葉は長い柄をもち、広楕円形で先がとがる。夏、淡黄色の花を穂状につける。漢方で、根茎を乾燥して芳香性健胃薬とする。ヒマラヤの原産で、熱帯地域で栽培。
き【簋】
古代中国で穀物を盛るのに用いた容器。台付きの円形の鉢。古くは「𣪘(き)」とも書く。
ささ‐ぼさつ【𦬇/𦬇菩薩】
「菩薩」の2字の草冠を合わせて「𦬇」とだけ書いた字。「菩薩」の略字として、仏書などの書写に多く使われる。片仮名の「サ」を重ねたように見えるのでいう。