小人/匹夫 の解説 - 小学館 類語例解辞典

小人/匹夫 の共通する意味

取るに足らぬつまらない人。

英語表現 an insignificant person

国語辞書で調べる 小人 匹夫

小人/匹夫 の使い方

小人
▽小人閑居して不善をなす(=小人物は、ひまがあるととかくよくないことをしがちだ) ▽小人の過(あやま)つや必ずかざる(=小人物は過ちをおかすと必ず言い訳をする)
匹夫
▽匹夫の勇(=深い思慮もなく、ただ血気にはやるだけのつまらない勇気) ▽匹夫も志を奪うべからず(=どんなつまらない人間も、志をしっかり持っていればだれもそれを動かすことはできない) ▽匹夫匹婦(ひっぷ)(=つまらぬ男女。ごくありふれた凡人)

小人/匹夫 の使い分け

「小人」は、自己本位で心が狭く、すぐ誘惑に負けたり、目先の利益しか考えなかったりする小人物をいう。また、「しょうにん」と読んで、料金などのうえでの子供をいうこともある。
「匹夫」は、教養がなく、物事の道理を解さないような平凡な男をいう。また、身分の低い男の意でも使う。
「小人」も「匹夫」も、硬い文章語。使い方の例のように、ほとんど慣用句で用いられる。

小人/匹夫 の反対語

▼小人⇔君子・大人

カテゴリ

#一生#人物

小人/匹夫 の類語 - 日本語ワードネット

小人 の類語

小さな老人に似た姿の伝説上の生き物; 深い地中に棲み、地中に埋まった宝を守る の意

両方の性別の若者 の意

非常に小さい人 の意

平凡で取るに足らない人 の意

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