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ふぐ【河豚/×鰒】 の意味

  1. 《「ふく」とも》フグ目フグ科の魚の総称。海産のものが多い。体はふつう太っていて腹びれがなく、体表にとげ状のうろこをもつものや、うろこのないものがある。口は小さく、歯は癒合してくちばし状を呈し、よく水を飲んで体を膨らませる。多くは内臓に毒をもつ。肉は淡白で美味。トラフグマフグキタマクラなど、日本近海に約40種が知られる。フグ目にはハコフグ科・ハリセンボン科なども含まれる。ふくべ。かとん。 冬》「河豚の面世上の人を白眼 (にら) む哉/蕪村

ふぐ【河豚/×鰒】の慣用句

  1. 河豚食う無分別河豚食わぬ無分別
    • フグに毒があるのもかまわず、むやみに食うのは無分別であるが、毒にあたるのを恐れてその美味を全く食しないのも無分別である。
  1. 河豚は食いたし命は惜しし
    • 美味なフグは食いたいが、その毒にあたって死ぬのはいやだ。ある行為に危険が伴っているのを恐れ、たやすく踏みきれないことのたとえ。
  • ふぐ【河豚/×鰒】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・「何だかちっとも分らねえが、赤目の腸さ、引ずり出して、たたきつけたような、うようよとしたものよ。

      泉鏡花「海異記」

    • ・・・ 御柱を低く覗いて、映画か、芝居のまねきの旗の、手拭の汚れたように、渋茶と、藍と、あわれ、小松魚ほどの元気もなく、棹によれよれに見えるのも、もの寂しい。

      泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」

    •  河豚の皮の水鉄砲。

      泉鏡花「茸の舞姫」