無事（ぶじ）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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ぶ‐じ【無事】
の解説

［名・形動］

１普段と変わりないこと。また、そのさま。「日々を—に送る」「平穏—」

２過失や事故のないこと。また、そのさま。「航海の—を祈る」「—に任務を果たす」「手術が—終了する」

３健康で元気なこと。つつがないこと。また、そのさま。「—を知らせる便り」「父母の—な顔を見て喜ぶ」

４なすべき事がないこと。ひまな状態。
1. 「われ—に苦みて、外に出でて遊ばんことを請い」〈鴎外訳・即興詩人〉

５何もしないこと。
1. 「只道士の術を学んで、無為を業とし、—を事とす」〈太平記・一〉

類語

関連語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

無事の例文(30)

出典：青空文庫

･･･窓から落した手紙は、無事に遠藤さんの手へはいったであろうか？　あ･･･芥川竜之介「アグニの神」
･･･お会い申しますから御無事でいらっしゃいまし。お目が御不自由で私の･･･有島武郎「燕と王子」
･･･ってねえ、よくそれで無事でしたね。」　顔見られたのが不思議なほど･･･泉鏡花「女客」

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