出典:gooニュース
機械式駐車場で受注調整=新明和工業などに課徴金5.2億円―公取委
この5社とIHI運搬機械(同中央区)は遅くとも2017~18年以降、大手建設会社が発注する機械式駐車場の見積もり合わせで、事前に価格調整を行い受注業者を決めていた。工事の図面が採用された社が受注できるようにするため、各社はそれを上回る見積額を提出していたという。 IHI運搬機械は課徴金減免制度に基づいて違反を自主申告したとみられ、処分を免れる見通し。
機械式駐車場で受注調整
機械式駐車場の設置工事で受注調整を繰り返したとして、公正取引委員会が独禁法違反(不当な取引制限)で、東証プライム上場の新明和工業〈7224〉など4社に計約5億2000万円の課徴金納付命令を出す方針を固めたことが27日、関係者への取材で分かった。
機械式駐車場の受注調整繰り返す 公取委が5.2億円の課徴金命令へ
各社が協調して値下げ圧力に対抗した結果、価格競争が働かず、受注額の高止まりにつながっていたと公取委はみている。(高島曜介)
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