しんきんえん【心筋炎】
心筋に炎症が起こる病気。リウマチ熱・肺炎・猩紅熱 (しょうこうねつ) ・ウイルス性疾患などの経過中あるいは回復期に発症することが多い。
しんきんこうそく【心筋梗塞】
心臓の冠状動脈の、血栓などによる閉塞、急激な血流の減少により、酸素と栄養の供給が止まり、心筋が壊死 (えし) した病態。激しい狭心痛、ショック状態などが起こる。中年以後に多い。MI(myocardial infarction)。
しんきんしょう【心筋症】
心臓を動かす筋肉に異常が発生し、心機能の低下をきたす疾患。心筋の細胞が肥大・変質するなどして、心臓から全身に血液を送り出すポンプ機能が低下し、動悸 (どうき) ・息切れ・呼吸困難などの症状が起こる。心筋が厚くなる肥大型心筋症、心筋が薄くなる拡張型心筋症、心筋が硬くなる拘束型心筋症などがある。 [補説]心筋疾患のうち、原因が特定されていない特発性のものが心筋症とされ、原因または全身疾患との関連が明らかになっているもの(特定心筋症)とは区別される。
出典:gooニュース
「未来が変わる」iPS細胞由来の心筋細胞シート 大阪大学発企業が厚労省へ承認申請「一日も早く患者に」iPS細胞の実用化近づく
大阪大学 澤芳樹 特任教授(去年8月)「iPS細胞から作った心筋細胞をシート状にしたもの」心臓のようにピクピクと動いている薄いシート。このシートを重い心臓病の「虚血性心筋症」の患者の心臓に貼り付けることで、心臓の機能が回復することが期待されています。
心臓病治療用「iPS心筋シート」販売へ 国に承認申請 iPS細胞使った再生医療製品の申請は"世界初"
大阪大学発の企業が心臓病の治療に使う「iPS心筋シート」について、販売に向けた承認申請を国に行いました。 大阪大学の澤芳樹特任教授が最高技術責任者を務める企業「クオリプス」は、iPS細胞から作った「心筋シート」を重い心臓病患者に移植する手術を8例実施しいずれも術後の経過は順調だということです。
iPS細胞由来の「心筋細胞シート」大阪大学発企業が厚労省へ承認申請 承認されれば世界初のiPS細胞を使った治療法か
大阪大学発のベンチャー企業「クオリプス」は、iPS細胞から心臓の筋肉の細胞を作り、シート状に加工した「心筋細胞シート」について、8日、厚労省に製造・販売の承認申請を行ったと発表しました。このシートを重い心臓病「虚血性心筋症」の患者の心臓に貼り付けることで、心臓の機能が回復することが期待されています。
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