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へん とは？ 意味・読み方・使い方

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へん【辺】
の解説

  1. １ 漠然と、それに近い場所や位置。あたり。付近。「その—を散歩する」

  1. ２ 漠然とした事柄。「その—の事情はわからない」

  1. ３ およその程度。くらい。「その—で勘弁しろ」

  1. ４ はて。限り。「一望、—なし」

  1. ５ 数学で、等号・不等号の両側にある項。

  1. ６ 幾何学で、角・多角形・多面体などをつくっている各線分または半直線。

  1. ７ 囲碁で、隅を除いた、5〜4線あたりより外側の部分。「上—」「左—」

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へん【▽版】
の解説

朝廷の儀式のとき、参列者の位置を示すため、目印として置かれた木の板。

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へん【変】
の解説

［名］

  1. １ 事態が移り変わること。変化すること。

    1. 「不意に風雨の—に出逢うことも」〈鉄腸・雪中梅〉

  1. ２ 急に異常な事態の起こること。また、その事態。「承久 (じょうきゅう) の—」「万一の—に備える」

  1. ３ 音楽で、本来の音より半音低いことを示す語。フラット。⇔嬰 (えい) 。

［形動］［文］［ナリ］

  1. １ 普通と違っているさま。ようすがおかしいさま。「—な服装」「車の調子が—だ」

  1. ２ 思いがけないさま。「事件は—な方向に発展した」

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へん【偏】
の解説

  1. １ 漢字の構成部位の名称の一。左右の組み合わせからなる漢字の左側の部分。字形によって「亻（にんべん）」「氵（さんずい）」などと呼ぶ。⇔旁 (つくり) 。

  1. ２ かたよっていること。公正でないこと。

    1. 「用捨—無し、弛張 (ちちゃう) 時あり、明王の士を撰ぶ徳なり」〈太平記・一九〉

へん【編／×篇】
の解説

［名］

  1. １ 首尾の整っている詩文。

  1. ２ 書物・文章や演劇などの部分け。「後の—で言及する」「青春—」

  1. ３ いくつかの文章を集めて1冊の本にすること。編纂 (へんさん) 。「国語学会—」

［接尾］助数詞。上に来る語によっては「ぺん」となる。

  1. １ 詩歌・文章、また書物などを数えるのに用いる。「詩二—」

  1. ２ 書物を内容からいくつかに部分けしたとき、その部分の数、あるいは順序を示すのに用いる。「浮雲第二—」

へん
の解説

［感］相手を見下したり、勝ち誇ったりする気持ちで発する声。「—、どうだ、まいったか」

へん【片】
の解説

［接尾］助数詞。物の切れはし、花びらなどを数えるのに用いる。上に来る語によっては「ぺん」となる。「二、三—の花びら」

へん【遍】
の解説

［接尾］助数詞。動作・作用の回数を数えるのに用いる。上にくる語によっては「べん」「ぺん」となる。「二—も当番がまわってきた」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

へん の例文(30)

出典：青空文庫

  • ･･･。」「僕は厭だ。」「へん、『嫣然』がいりゃはいるだろう。」･･･ 芥川竜之介「海のほとり」

  • ･･･「美津がこの頃は、大へん女ぶりを上げたわね。」　姉の言葉が洋一に･･･ 芥川竜之介「お律と子等と」

  • ･･････へん、大袈裟な真似をしやがって、　と云う声がしたので、見る･･･ 有島武郎「かんかん虫」

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2024/11/03 20:30

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