未来永劫の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

これから未来にわたる、果てしなく長い年月。永遠。▽仏教語。「未来」は将来のこと。「永劫」は想像できないほど長い時間を表す。「未来」を添えて意味を強めた語。仏教では「永」は「よう」とも読む。
句例
未来永劫に変わらぬ愛、未来永劫、ご恩は忘れません
用例
ああもう未来永劫取返しのつかぬ肉体になっていたのか!<近松秋江・うつり香>

未来永劫の解説 - 学研 四字熟語辞典

これから先いつまでも、永遠に。
注記
もとは仏教のことば。「劫」は、梵語ぼんごのカルパの音訳で、きわめて長い時間のこと。「永劫」は、永遠のことで、「ようごう」とも読む。
用例
予は一年に十足二十足の下駄をよけいに買わねばならぬとしても、未来永劫みらいえいごう小樽の道路が日本一であってもらいたい。〈石川啄木・初めて見たる小樽〉

未来永劫の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

これから先、無限に長い年月にわたること。みらいようごう。「戦争の苦しみを—忘れない」

出典:青空文庫

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