よ・む【読む／詠む】

の解説

［動マ五（四）］

1. １ 文字で書かれたものを一字一字声に出して言う。「子供に本を—・んでやる」「経を—・む」

1. ２ 文字や文章、図などを見て、その意味・内容を理解する。「小説を—・む」「グラフから業績を—・む」

1. ３ 外面を見て、その隠された意味や将来などを推察する。「手の内を—・む」「来春の流行を—・む」

1. ４ （「訓む」とも書く）字音を訓で表す。漢字を訓読する。「春をはると—・む」

1. ５ 数をかぞえる。「票を—・む」「さばを—・む」

1. ６ （ふつう「詠む」と書く）詩歌を作る。「歌を—・む」「秋の風物を—・む」

1. ７ 囲碁・将棋で、先の手を考える。「一〇手先まで—・む」

1. ８ 講釈師が演じる。「一席—・む」

[可能]よめる

［動マ下二］「よめる」の文語形。

類語

• 歌う(うたう)
• 口ずさむ(くちずさむ)

下接句

• 行間を読む
• 鯖(さば)を読む
• 鼻毛を読む
• 腹を読む
• 睫(まつげ)を読まれる
• 眉(まゆ)を読む
• 眉毛を読まれる
• 門前の小僧習わぬ経を読む

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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