かん‐ねん〔クワン‐〕【観念】

  1. [名](スル)
  1. 物事に対してもつ考え。「時間の―がない」「固定―」
  1. あきらめて、状況を受け入れること。覚悟すること。「もうこれまでと―する」
  1. 哲学で、人間が意識の対象についてもつ、主観的な像。表象。心理学的には、具体的なものがなくても、それについて心に残る印象。
  1. 仏語。真理や仏・浄土などに心を集中して観察し、思念すること。観想。
  1. 観念の臍を固める
    • もはやこれまでとあきらめ、覚悟する。
  1. かんねんけいたい【観念形態】
  1. かんねんしゅぎょう【観念修行】
    • もっぱら観念の行を修すること。また、観念と修行。観行。
  1. かんねんしょうせつ【観念小説】
  1. かんねんせい【観念性】
    • 主観的な観念によってのみ構成されていること。また、そういう性質。→実在性
  1. かんねんてき【観念的】
    • [形動]具体的事実に基づかずに頭の中で組み立てられただけで、現実に即していないさま。「―でわかりにくい映画」
  1. かんねんてききょうごう【観念的競合】
    • 一個の行為が同時に数個の罪名に触れる場合をいう語。そのうちの最も重い刑によって処断される。想像的競合。
  1. かんねんねんぶつ【観念念仏】
  1. かんねんほんいつ【観念奔逸】
    • 考えが次々と方向も決まらずにほとばしり出る状態。躁病によくみられる。
  1. かんねんれんごう【観念連合】
    • ある観念とある観念とが結びつくこと。また、その結びついたもの。連想。
  1. かんねんろん【観念論】
    • 現実に基づかず、頭の中だけで作り出した考え。