きしだ【岸田】
姓氏の一。 [補説]「岸田」姓の人物岸田衿子(きしだえりこ)岸田吟香(きしだぎんこう)岸田国士(きしだくにお)岸田俊子(きしだとしこ)岸田文雄(きしだふみお)岸田劉生(きしだりゅうせい)
きしだ‐えりこ【岸田衿子】
[1929〜2011]詩人・童話作家。東京の生まれ。国士(くにお)の子。茨木のり子らの詩誌「櫂(かい)」に参加し、詩集「ソナチネの木」などを発表。のちに「ジオジオのかんむり」「かばくん」など絵本...
きしだ‐ぎんこう【岸田吟香】
[1833〜1905]新聞記者。岡山の生まれ。名は銀次。ヘボンの「和英語林集成」の編集に協力。のち、東京日日新聞の記者。東亜同文会などを創設し、日中文化交流に尽力した。
きしだ‐くにお【岸田国士】
[1890〜1954]劇作家・小説家。東京の生まれ。フランスで演劇を研究。演出家・評論家として日本の新劇運動を指導。文学座創立者の一人。戯曲「チロルの秋」「紙風船」「牛山ホテル」、小説「由利旗江...
きしだくにお‐ぎきょくしょう【岸田国士戯曲賞】
岸田国士を記念して創設された文学賞。昭和30年(1955)新劇戯曲賞として設置。昭和36年(1961)「新劇」岸田戯曲賞と改称、昭和54年(1979)に現在の名称となる。年に1回、活字化された戯...