しら‐と【白砥】
白色の砥石(といし)。粗砥(あらと)と合わせ砥の間に用いる。愛媛県宇和島の特産。伊予砥。
しらと‐さんぺい【白土三平】
[1932〜2021]漫画家。東京の生まれ。本名、岡本登。忍者ものを中心とする歴史漫画が絶大な人気を集めた。代表作「忍者武芸帳」「カムイ伝」「サスケ」など。
しらとほふ
[枕]地名「小新田山(をにひたやま)」「新治(にひばり)」にかかる。かかり方未詳。「—小新田山の守(も)る山の」〈万・三四三六〉
しら‐とり【白鳥】
カモメやハクチョウなど羽毛が白い鳥。しろとり。「—はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」〈牧水・海の声〉
しらとり‐くらきち【白鳥庫吉】
[1865〜1942]東洋史学者。千葉の生まれ。東大教授。近代的東洋史学を確立。北アジア・中央アジア諸民族の歴史を研究。東洋文庫の創設に尽力。著「西域史研究」「日本語の系統」。