よね【米】
1 こめ。 2 《米の字を分解すると八十八になるところから》88歳。米寿(べいじゅ)。
よね【娼】
1 遊女。女郎。「—が情の底深き」〈浄・天の網島〉 2 情人。「平家においては誰人の—さまぞ」〈浄・主馬判官盛久〉
よねいち【米市】
狂言。男が米俵に小袖を着せて背負って行くと、若者たちにとがめられ、「俵藤太のお娘御、米市御寮人の里帰り」と答えるが見破られる。
よねかわ‐まさお【米川正夫】
[1891〜1965]ロシア文学者。岡山の生まれ。単独で「トルストイ全集」「ドストエフスキー全集」の訳を完成。
よね‐ぐるい【娼狂ひ】
遊女遊びに夢中になること。遊女狂い。「江戸へ—に参る」〈浮・一代男・八〉