あいうえお‐さくぶん【あいうえお作文】
言葉遊びの一。五十音の各行や物の名など、一音ずつ順に使って文を作ること。また、その文。大喜利の一演目として行われることが多い。→折句 [補説]拗音および促音は、一音または別々の音(直音)として扱...
あい‐もん【合(い)紋/合(い)文】
1 そろいの紋。 2 一致すること。符合。「何心なき話の—、一々胸にこたゆる十兵衛」〈浄・伊賀越〉 3 符丁。「仲間で—の言葉をつかひ」〈浮・一代男・五〉
あかし‐ぶみ【証文】
神仏に向かって祈誓する文章。願文(がんもん)。「御(み)—など書きたる心ばへ」〈源・玉鬘〉
商人(あきんど)の空誓文(そらせいもん・からせいもん)
商人の言動は、駆け引きが多くて信用できないことのたとえ。
あく‐ぶん【悪文】
へたでわかりにくい文章。文脈が混乱して、まとまりのない文章。
あくぶん【悪文】
[共通する意味] ★下手な文章。[英] poor writing[使い方]〔悪文〕▽何度読んでも意味のとれない悪文だ〔拙文〕▽詳細は拙文を参照していただきたい〔乱文〕▽乱筆乱文のほどお許しくださ...
いんぶん【韻文】
[意味] 詩、和歌、俳句など、韻をふんだ文、また、韻律をもった文。[英] verse⇔散文[使い方]〔韻文〕▽韻文を作る
えんぶん【艶文】
[共通する意味] ★恋しく思っている人へ自分の気持ちを伝えるために出す手紙。[使い分け]【1】「ラブレター」「恋文」が一般的だが、「ラブレター」がより日常語的。「艶書」「艶文」「付け文」は、古風...
こいぶみ【恋文】
[共通する意味] ★恋しく思っている人へ自分の気持ちを伝えるために出す手紙。[使い分け]【1】「ラブレター」「恋文」が一般的だが、「ラブレター」がより日常語的。「艶書」「艶文」「付け文」は、古風...
こくぶん【国文】
[共通する意味] ★日本語で書かれた文章。[英] Japanese[使い分け]【1】「和文英訳」のように、漢文、欧文などに対する日本語の文・文章の意で最も広く用いられるのは「和文」。「国文」は、...
いぶけいぶん【緯武経文】
学芸と武術の両方を重んじて、政治の土台にすること。文武の両道を兼ねた政治の理想的姿。武を横糸に文を縦糸にして、美しい布を織る意から。▽「緯」は横糸。「経」は縦糸。「武ぶを緯いにし文ぶんを経けいにす」と訓読する。「経文緯武けいぶんいぶ」ともいう。
えんぶしゅうぶん【偃武修文】
戦いをやめ、文教によって平穏な世の中を築くこと。▽「偃武」は武器を伏せかたづける意。戦いをやめること。「偃」は伏せる意。「修文」は文徳を修めること。学問を修めること。「武ぶを偃ふせ文ぶんを修おさむ」と訓読する。
どうきどうぶん【同軌同文】
⇒ どうぶんどうき(同文同軌)
にそくさんもん【二束三文】
売値が非常に安いこと。いくら売っても、もうけが出ないほどの安値で売ること。投げ売り。▽昔、金剛草履(藁わらや藺いなどで作られた大形で丈夫な草履)は、二足でわずか三文の値段で売られていたことから。「束」は「足」とも書く。
ひとりゅうぶん【飛兎竜文】
才能のあるすぐれた子供のこと。▽「飛兎」「竜文」はともに、非常によく走るすぐれた馬、駿馬しゅんめの名前。転じて、俊童の意となった。「竜」は「りょう」、「文」は「もん」とも読む。